ホームセンターでよく見かける園芸用の支柱で、依託射撃用の『クアッド・スティック』を作る方法が動画で紹介されていた。
英国の鹿猟ではよく使用されているとのことで、私もこの方法で自作してみた。
立射での依託射撃について、クアッド・スティックの効果を、他の依託器具と比較検証した動画がこちら。
モノポッド・バイポッドと比較して、確かに射撃精度が向上しているのがわかる。
私が実際に構えてみても、銃口の揺れを抑える効果は非常に高いと感じた。
雪の無い時期の平地でのシカ猟などで、立射する際の精度向上が期待される道具なのだが、持ち運びがしづらく、扱いに慣れないと銃をセットするのに少し時間が掛かるといった短所があって、今のところ、私自身は全く使いこなせていない。
ただ、実際に活用している人達がいて、便利だという声がある以上、自分が使いこなせないからと言って、道具そのものの有用性を簡単に否定したくはない。
銃を構えるまでの一連の動作をもっと練習して、いつか使いこなせるようになりたい道具である。