LYMANの#68569鋳型を用いて作った69口径スズ弾の弾速を測定してきましたので報告します。
<使用機材>
銃 :12番 Rem M870SPS・元残し1/2ライフル
弾頭:純スズ製69口径弾 LYMAN #68569鋳型使用。平均重量 463gr
火薬:IMR4756 33gr
雷管:FEDERAL 209A
薬莢:Win.AA(クレー射撃場でもらった中古品)
ワッズ:WAA12R
クリンプ:スタークリンプ
弾速計はベータクロニーで、LEDヘッドライトを補助照明にしてセンサーを直接照らしました。
弾速計は銃口から約3m地点に設置しました。
弾速は5発の平均で1,380fpsでした。
最大値は1,395fps、最小値は1,366fpsでしたので、弾速のばらつきは約2%程度になりました。
ちなみに測定時の気温は約14度でした。
本当はもうちょっと弾速を上げたかったのですが、今猟期はこの薬量で試してみることにします。
今回は砂袋に依託して、スコープを左手で押さえ付けるようにして撃ったのですが、弾着は左右に10cm程度、上下に50cm程度ばらつきました。
しかしながら、今回は着弾位置がわからなくなることはありませんでした。
LYMANの#68569という鋳型の存在を知って以来、あちこち遠回りしながら試行錯誤を重ねてきた結果、ようやく安定して撃てる弾を作れるところまでたどり着きました。
着弾のばらつきはまだかなりありますが、これは反動の処理が下手だからだと自分に言い聞かせて、この弾を信じてみようと思います。